キリンビールの1月のビール類販売は新商品の反動などでマイナス着地
キリンビールの1月の販売概況は、ビール類が「新商品の反動やキャンペーンの影響でマイナス」となった。「一番搾り」ブランドは、マイレージキャンペーンの期ずれによりマイナスとなったが、12~1月ではプラスで推移している。RTD計は「氷結」の好調によりプラスで着地している。
メルシャンの1月は、「おいしい無添加」が昨年に引き続き7%増と好調。強化ブランドのチリ中高価格帯「カッシェロ・デル・ディアブロ」は15%増と大きく伸長した。2015年通関実績の国別順位でも1位となったチリワインは、1月もメルシャン取扱チリワイン計で22%増と引き続き好調となっている。日本ワイン需要の高まりがあり、ボリュームゾーンであるスタンダード商品の現行ヴィンテージが完売となり、「シャトー・メルシャン」は25%減で着地している。