ビール23%増、ワイン15%増、トータルは前年並-5月の酒類輸入通関
財務省関税局が発表した5月の酒類輸入通関実績は、トータルでほぼ前年並みとなった。
ビールは上位国メキシコが大幅増となり、23%増。オーストラリアも単月で約2倍となったが、その他の上位国は2ケタ減が目立つ。新ジャンルは微減、発泡酒は単月でほぼ8割減、累計でも大幅減となった。
前月2ケタ減となったワインは、15%増、スパークリングも単月6%増だったが、日本でのボトリング増に伴い、BIBなどを含む大容量ワインは前月に続き大幅減。バルクワインも8%減となった。
ハードリカーでは、ウイスキーの好調が続き、10%増。前月2倍になったバーボンは2ケタ減。スピリッツは、ラムが15%減。ジンも微減だったが、ウォッカは単月でほぼ2倍の大幅増。