熊本市内の事務所など被災、地元出荷に打撃も本州の応援需要活発-白岳
熊本の米焼酎「白岳」の高橋酒造は、今回の地震で大きな被害は受けなかった。4月末の更新情報では、「熊本市内にある熊本営業所やブランド戦略室の事務所や従業員は被災したが、幸いなことに人吉本社工場、多良木工場、白岳伝承蔵の施設、設備、原種などには大きな被害はなく、熊本市近郊の従業員も含め、全従業員が無事」と報告している。市内の営業所も、ボトルが倒れたり倉庫が空かないなどの問題もあったが、今では通常通り営業を行っており、当初混乱のあった物流も徐々に状況は回復しているようだ。
9月期の半期にあたる10~3月は1~2%減で推移している。以後、4月は地震で地元の熊本がガクッと落ちたが、東名阪の都市圏で応援の引き合いがあり、地元の凹みをカバーできるほどに推移している。熊本のお酒として、米焼酎「しろ」、県のマスコット「くまもん」を施した商品のオファーがある。
5月は熊本も徐々に回復し、8~9割ほどには戻ったという。東名阪は引き続き好調で、同社は地元比率が3割と他社に比べて高くないことも、売上の減少を食い止めた。
9月期の半期にあたる10~3月は1~2%減で推移している。以後、4月は地震で地元の熊本がガクッと落ちたが、東名阪の都市圏で応援の引き合いがあり、地元の凹みをカバーできるほどに推移している。熊本のお酒として、米焼酎「しろ」、県のマスコット「くまもん」を施した商品のオファーがある。
5月は熊本も徐々に回復し、8~9割ほどには戻ったという。東名阪は引き続き好調で、同社は地元比率が3割と他社に比べて高くないことも、売上の減少を食い止めた。