5月の国産ウイスキー、24カ月ぶりにマイナス-洋酒組合
日本洋酒酒造組合がまとめた5月の国産洋酒出荷は、前年比95.7%となった。ウイスキーが97.2%と24カ月ぶりのマイナスとなった。調整出荷によるもので、これからもこの傾向は続くかどうかが注目される。
スピリッツ規格の低アルコール飲料「スピリッツ・その他のもの・発泡性のもの」は111.1%と引き続き2ケタの伸びを続けている。一方の、主に果汁系の低アルコール飲料を含む「リキュール・カクテルチューハイ等・発泡性のもの」は、92.7%。その7割以上がリキュール規格のビール新ジャンルだが、5月の新ジャンルは95%程度とみられることから、低アルコール飲料もマイナスだったとみられる。