8月の国産ウイスキー出荷は7.1%増、2カ月ぶりプラス

日本洋酒酒造組合がまとめた8月の国産洋酒出荷は、前年比114.0%の22万6,539klと2ケタ増となった。国産ウイスキーは107.1%。2カ月ぶりプラスで、再度持ち直した格好だ。

ボリュームの大きいビール類新ジャンルが好調で「リキュール・カクテルチューハイ等・発泡性のもの」111.5%に貢献した。

RTDの約半数を占める「スピリッツ・その他のもの・発泡性のもの」は127.8%と大幅増。この統計数字からは読み取れないが、8月のRTD総市場は本紙推定で118%。スピリッツ規格が3割増なので、リキュール規格は相対的に伸び率は低かったとみられる。なお、上位4社は軒並みプラスで、うち3社が2ケタ増、その3社のうち1社は4割増と好調だった。