平成28年産の清酒原料米、早生品種は平年並み、山田錦やや溶けにくい イネの登熟期の気温が米の溶けやすさに影響-酒類総研

独立行政法人酒類総合研究所は、「平成28年産の清酒原料米の酒造適正予測」を発表した。それによると、原料米の溶解性の予測は、7月中旬~下旬に出穂する五百万石などの早生品種は平年並みで、8月上旬から中旬に出穂する品種は、全国的に平年並みからやや溶けにくい。8月下旬~9月上旬に出穂する山田錦などの西日本の晩生品種は、平年並みから平年よりやや溶けにくく、昨年との比較では溶けにくい、とした。