営業利益率、初の5%超-食品メーカー99社中間.海外事業好調、為替の影響除けば増収も
上場食品メーカー99社の中間期決算は大手を中心に海外での販売比率が上昇していることから、上期の円高による為替換算の影響が大きく、減収が約半数の45社を数えた。単純な売上高合計では8兆3,247億円で0.2%減と、10年3月期上期の6.8%減以来のマイナスとなった。一方、利益面では円高が原燃料価格の低下につながり、営業利益で70社、経常利益で64社の増益につながった。売上に対する営業利益率は全社合計で5.04%と本紙が連結中心に統計をまとめた05年3月期中間決算以来、初めて5%を超えた。(続きは紙面で)