お家で利き酒サービス「ノンデミ」スタート、リボトリングシステム「コクーン」開発で/フレッシュテック・スタイル
フレッシュテック・スタイルは、独自開発した“お家で利き酒サービス「ノンデミ」”をスタートした。
酸素ゼロで1杯分をリボトリング(市販ボトルから小分け)する。90cc×5種の飲み比べ+地域のおつまみをクール便で届ける(まずは佐賀県の全蔵取扱いから)。商品により月間4500円~1万円。
届いてすぐテイスティングし、気に入ったら通常ボトルで届けるシステム。お届け間隔の設定やスキップも可能。家庭での利き酒・試飲、大人数でのパーティやキャンプなどのシーン、地域の日本酒をセットしての贈答品のシーンなどを想定する。
フレッシュテック・スタイルの完全オリジナルの日本酒抗酸化システム「WHYNOT2.0」と女優できき酒師の緑川静香さんがタッグを組んで開発した。おつまみは、さぎんコネクト社が担う。緑川静香さんはノンデミ総監督に就任する。
フレッシュテック・スタイルが特許を保有する「WHYNOT」はボトルの開栓時から空になるまで一切酸素を混入させない特徴をもった保存システム。そのWHYNOTを改良し、ボトルの開栓時から小ボトルにリボトリングするまで一切酸素に触れさせないリボトリングシステム「WHYNOT2.0The Cocoon」(コクーン)を開発した。これにより、完全抗酸化のリボトリング(小分け)が市販ボトルから容易に可能となった。また、残ったボトルにも酸素が混入しない。
フレッシュテック・スタイルは、佐賀県の銘酒200品種以上を開けたての味で楽しめるスタンディングバー「國酒文化振興酒場 ―佐賀―」(東京・大井町)を運営している。大井町の店舗では、抗酸化システムWHYNOT を使用して常時200種類前後の佐賀酒をグラス単位で楽しむことができる。地元、佐賀から取り寄せたおつまみとペアリングが楽しめる。またデジタルメニューで銘柄を検索でき、個人ページにはテイスティングの感想が記録できる。
〈酒類飲料日報2022年9月15日付〉