日本酒「大関」、日本相撲協会とサステナビリティパートナー契約締結
大関はこのほど、公益財団法人日本相撲協会と「サステナビリティパートナー」契約を締結した。
具体的な取組としては「各本場所の観戦ガイドやパンフレットへの広告掲載」「オフィシャルホームページやSNS アカウントを利用した協業」「力士肖像を活用した商品開発」などを予定しているという。
大関は1711年に兵庫県西宮市今津の地で酒造りを始め、以来310年以上、醸造技術をもとにした事業を続ける中で「日本酒」という日本古来の循環型産業の伝統と文化を継承してきた。同じく高い格式と伝統を備え、1500年もの間日本の伝統と文化を継承してきた国技である大相撲の歴史と活動はまさに「持続可能な開発目標(SDGs)」を象徴しており、更なる持続可能で発展的な世界の実現にシナジーが発揮されると考え、「サステナビリティパートナー」として参画することとなった、としている。
なお、1900年(明治33年)には大阪場所で優勝力士に副賞として「大関」の酒を贈呈。1958年(昭和33年)からは大相撲本場所優勝力士に「大関杯(銀盃)」・表彰状・副賞・お酒を贈呈し始めるなど、現在まで130年以上の歴史を共にしている。
〈酒類飲料日報2023年1月6日付〉