スパークリング日本酒「日本盛 JAPAN SODA 180mlボトル缶」全国発売、江戸川区の銭湯「第二寿湯」で無料配布
日本盛は、「日本盛 JAPAN SODA 180mlボトル缶」を3月28日に新発売する。参考小売価格284円税込、アルコール7度以上8度未満。
「これまで日本酒には合わないとされていた味の濃い料理など、幅広い食事と一緒に楽しめる、甘さ控えめですっきりとした後味の日本酒ソーダ。華やかでフルーティな吟醸香をしっかり感じる、日本酒ならではの良いところは残しながらも、低アルコールで飲みやすいお酒」(日本盛)。2023年2月末から一部コンビニエンスストアで先行販売を開始していたが、3月28日に全国発売する。
発売を記念したPRイベントを3月17日に東京江戸川区の銭湯「第二寿湯」で開催した。浴室の壁には、日本で3名しかいないという銭湯ペンキ絵師・田中みずきさんによる、商品の発売を記念したオリジナルペンキ絵が登場。イベントには田中さんも登壇し、今回のペンキ絵制作への思いや、こだわったポイントを語った。中盤からは、週8回銭湯に通う自称銭湯の神・ライターのヨッピーさんも加わり、「銭湯×日本酒」をメインテーマにトークを行った。
〈「若い世代へ、こってりの食事にも合う」〉
冒頭、日本盛執行役員営業本部長の松本栄一郎氏が登壇した。「日本盛は、地域に貢献できる事業をしようと青年実業家が発足した株式会社だ。当時は今で言うベンチャー企業で、300年、400年と長い歴史のある酒蔵が多い中、弊社は創業134年目となる。創業当時のチャレンジ精神を今も脈々と受け継いでおり、業界初の商品も多数生み出している。テレビコマーシャルソングの放映や、化粧品業界への参入も弊社が業界初だった。本日発表の“JAPANSODA”も日本酒業界の活性化に寄与すると確信している」と意気込みを語った。
商品開発室課長の高野将彰氏が新商品の特徴を紹介した。まず、商品に込めた想いについて「世界に誇る日本酒文化を次世代に伝えたいという想いで、商品を開発した。目的はふたつあり、1つ目は、20~40代の日本酒の飲用率が低いという現状を打破したく、次世代をターゲットにし、日本酒業界の裾野を拡大したいと考えた。2つ目は、日本酒は特別な日に飲用するものとしてや、贈答品としてのイメージが強く、日常で飲む機会が減っているが、日本酒を日常的に飲んでもらう、“ケの日のお酒”にしたいという想いがある。現代のニーズに合わせて日本酒をアップデートしていきたい」と語った。
商品特徴について「日本酒をお店で飲むことはあるけれど、家庭では飲まない方をターゲットに考えている。まず1杯目、2杯目として日本酒を飲んでもらうため、発泡性があること、低アルコールの7%であること、あとは甘さを抑えて後味がスッキリすることにこだわった。さらに、もちろん日本食にも合うが、こってりとした食事にも合うように開発した。加えて、原料米と米こうじ、そこに炭酸ガスを加えただけという、大変シンプルな商品となっているのも本商品の良さだ」とアピールした。
第二寿湯の銭湯を利用した20歳以上の方先着1000名に同商品を1本プレゼントするサンプリングキャンペーンを行う。
〈酒類飲料日報2023年3月23日付〉