サッポロビール「男梅サワー」発売10周年、唯一無二の「しょっぱウメぇ味」に支持集まる
現在発売されている缶チューハイは半数を超えるフレーバーがレモン、その他も基本的には果実が多い中で、ひときわ異彩を放つのがサッポロビールの「男梅サワー」だ。
梅干しまるごと粉砕浸漬酒を使用し、その味と香りを余すことなく封じ込めた「唯一無二のしょっぱウメぇ」味わいのチューハイだ。缶容器の他にもコンクを用意しており、「どんな食事にも合わせやすい」という特徴から、料飲店のメニューでも見かけることが多い商品だ。
昨今の缶チューハイを取り巻く環境は栄枯盛衰が激しく、新たな商品が発売しては終売になることが多々ある。その中で10年にわたり消費者の支持を獲得してきた、れっきとしたロングセラー商品だ。
10周年を記念した企画も用意しており、7月3日から10月31日まで、「梅ぇ10周年祭り!!プレゼントキャンペーン」を実施している。キャンペーンの賞品として、1月に数量限定発売し、好評だった「サッポロ 男梅サワー 梅つぶし」の倍量の梅をつぶして入れ、この上ない濃厚な梅干し感に仕上げた「男梅サワー 夢の梅まみれ」を用意。筆者自身も「男梅サワー」のファンだが、喉から手が出るほど飲んでみたい品だ。今後一般発売されることを切に願う。
他にも8月29日には無糖の「男梅サワー ウメぇ無糖」を発売する。無糖により甘さを抑えるとともに、梅の味わいを凝縮したエキスを加えることで甘くなくてしっかりとした梅干し味を実現した、新感覚の“男梅サワー”。甘さを抑えたことで、食事とともに楽しめる味わいが特徴となっている。市場のトレンドを捉えた商品として、こちらにも注目していきたい。
〈酒類飲料日報2023年8月28日付〉