キリンビールが「スミノフアイス」「フォアローゼズ」を2024年3月1日から値上げ、店頭価格は12~17%程度上昇すると想定

「スミノフアイス 275ml」
「スミノフアイス 275ml」

キリンビールは11月10日、2024年3月1日納品分からRTD「スミノフアイス」3アイテム、輸入洋酒「フォアローゼズ」5アイテムの生産者価格を改定し、値上げを行うと発表した。

【関連記事】「充実野菜」「1日分の野菜」など値上げ、2024年2月から野菜系飲料51品で改定率4.8%〜15.8%/伊藤園

いずれも価格はオープン価格。店頭価格は12~17%程度上昇すると想定しているという。

対象のRTDは「スミノフアイス 275ml」「スミノフアイス ワイルドグレープ 275ml」「スミノフアイス ブリスクレモネード275ml」。

対象の輸入洋酒は「フォアローゼズ 700ml」「フォアローゼズ 1000ml」「フォアローゼズ ブラック700ml」「フォアローゼズ シングルバレル750ml」「フォアローゼズ プラチナ750ml」。

なお、「フォアローゼズ5アイテム」は、本年4月1日にも価格改定を実施している。

キリンビールは、「世界的な輸送費・原材料費などの高騰影響が継続し、ブランドオーナーからの引き渡し価格が変更となり、企業努力だけではコスト上昇分を吸収することは難しいと判断したことから、やむを得ず、一部商品の価格改定を実施することを決定した。今後も引き続き経営の効率化を図るとともに、高品質で安心・安全な商品を安定的に届けられるように取り組む」としている。

「スミノフアイス ワイルドグレープ 275ml」
「スミノフアイス ワイルドグレープ 275ml」
「スミノフアイス ブリスクレモネード275ml」
「スミノフアイス ブリスクレモネード275ml」
「フォアローゼズ 700ml」
「フォアローゼズ 700ml」
媒体情報

酒類飲料日報

酒類に関する全ての情報が分かる日刊の専門紙

酒類飲料日報

2006年9月に酒販免許が実質自由化されたことはご存知でしょうか。お酒を購入する場所は「酒屋」からスーパーやコンビニに変わりました。いま、売場だけでなくメーカーや卸売業者など酒類業界にも変革の波が一気におしよせています。ビールメーカーはオープンプライスを導入したり、同業他社にM&Aを仕掛けたりと「横並び」と言われた業界構造が音を立てて崩れています。末端小売6兆円という巨大な飲酒市場をめぐってビジネスに勝ち抜くためには日々の新鮮な情報が欠かせません。情報力が企業の業績に直結する時代に、酒類業界のスタンダード紙である酒類飲料日報の購読を是非お奨めいたします。

創刊:
昭和42年(1967年)8月
発行:
昭和42年(1967年)8月
体裁:
A4判 7~11ページ
主な読者:
官庁、団体、酒類メーカー、インポーター、商社、卸、小売、機器・資材関係など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送 *希望によりFAX配信も行います(実費加算)
購読料:
3ヵ月=本体価格24,948円(税込)6ヵ月=本体価格48,708円(税込)1年=本体価格94,208円(税込)