「春の新酒まつり2024」福井市で開催、新幹線延伸開業を記念して石川県、富山県の組合も出展/福井県酒造組合
福井県酒造組合13、14日の2日間福井市のハピテラスで「春の新酒まつり2024」を開催する。前売り券は3,000円、当日券は3,500円。会場の受付で入場券と引き換えに、試飲チケット18枚とグラス1個が提供される。前売り券はe+の他、えちぜん鉄道福井駅、県内の一部のショッピングセンターや酒販店でも販売する。
イベントは13日11時~13時30分、14時30分~17時と14日11時~13時30分までの3部に分けて開催され、各部とも福井県内23蔵の新酒や各蔵自慢の大吟醸酒などが楽しめる。北陸新幹線金沢~敦賀間開業を祝して、石川県酒造組合連合会、富山県酒造組合も出展することとなったため、北陸三県の地酒を同時に味わうことができる。福井県の食材を楽しめるフードブースやカクテルコーナーなども設けるほか、13日は織田明神太鼓の演奏を予定している。
また、入場料金の一部を能登半島地震で被害に遭った蔵の復興に充てるほか、会場内に酒蔵復興支援の募金箱を設置する。
同組合によると「新幹線の延伸開業をきっかけに、2023年の時点で北陸三県の酒造組合合同でイベントをしようというのは決まっていた。その後能登半島地震が発生してしまい、組合としても少しでも助けになればということで入場料金の一部を義援金として拠出するほか、募金箱の設置を行うこととなった。イベントでは復興支援も新幹線開業の盛り上げも、どちらも取り組んでいく」としている。
〈酒類飲料日報2024年3月19日付〉