菊正宗酒造、日本酒とウイスキーをブレンド「FORTIFIED SAKE NIPPONION」発売
菊正宗酒造は12月18日、「FORTIFIED SAKE NIPPONION(フォーティファイド サケ・ニッポニオン)490ml」(税別1万円、アルコール分17%)を菊正宗酒造記念館および同社ECサイトにおいて、2,900本限定で発売した。酒税法上の区分はリキュール。
菊正宗酒造が仕込んだ日本酒のもろみを、サントリー山崎蒸溜所のミズナラ樽原酒で“酒精強化”し、さらにそのウイスキー原酒をブレンドした商品で、日本酒やウイスキーのニュアンスを感じさせながらも、全く新しいお酒となった。
中味は甘やかな樽香のアタックから、バターキャラメルでコーティングされたイチジク・ライチ・フレッシュプラムのニュアンスが感じられ、驚きと共に洗練されていく香り。百花蜜のような甘さと酸味が調和し、穏やかな優しさに包まれる味わい。
商品名の「NIPPONION」とは、日本の風土によって磨かれてきた、100年を超える企業が「発酵」の世界で融合することを表す造語。日本酒が持つ「調和するチカラ」で未体験の感動を生み出し、「すべてのお客様を笑顔にしたい」という思いを「Hug&Begin (to Discovery Nippon)」に込め、ラベルに冠した。ラベルは早朝の森を思わせる静けさをデザインにまとわせ、オリエンタルな芳香を放つ国産ミズナラプレートと、ミズナラ大樹の栞をあしらった。
〈酒類飲料日報2024年12月19日付〉