両国駅“幻の3番線ホーム”で「おでんで熱燗ステーション」開催中

両国駅“幻の3番線ホーム”で「おでんで熱燗ステーション」開催中

全国燗酒コンテスト実行委員会は1月30日から2月2日まで、JR両国駅(東京都墨田区)で「おでんで熱燗(あつかん)ステーション」を開催している。

両国駅“幻の3番線ホーム”で「おでんで熱燗ステーション」開催中

同イベントは燗酒(かんざけ)の魅力や楽しさを知ってもらおうと、2019年から毎年開催しているイベント。「幻の3番線ホーム」に赤ちょうちんが吊り下がり、昭和の大衆酒場を思わせるレトロなシチュエーションの中、熱々のおでんと燗酒が楽しめるほか、会場にはコタツ席も用意されている。

両国駅“幻の3番線ホーム”で「おでんで熱燗ステーション」開催中

全国燗酒コンテスト実行委員会の狩野卓也代表は「イベントは4日間開催するが、前売り券は12月中にすべて完売した。場所の特別感もあってか、日本酒を好んで飲まれる方以外も多く参加されている」とイベントの盛況ぶりをアピール。燗酒の魅力については「一番の魅力は、やはりゆったりと楽しめる飲み方であること。また、味わいは冷やしたお酒よりもまろやかでうまみも感じやすい。

今回のイベントではコンテストで最高金賞か金賞を獲得している商品を提供している。日本酒の専門家たちが燗酒としてのクオリティを認めた商品ばかりなので、燗酒に詳しくなくても安心して楽しんでもらえる」と語った。

(酒類飲料日報 1月31日付)