「もっと走る、もっと応える」をテーマにスターゼングループ総合展示会開催

スターゼンは24、25の両日、東京平和島の東京流通センター第2展示場で「第10回スターゼングループ総合展示会」を開いた。第10回の節目を迎える今回は、「もっと走る、もっと応える」をテーマに、昨年の「チームの力、チームスターゼン」をさらに発展させる形でグループの能力をアピールした。展示商品の総計は300アイテム、うち新商品は90アイテム(ブランド)となった。会場では、青森の三沢ポークセンターにハムダスを導入したことをPRするとともに、フランス産豚肉の新ブランドや加熱食肉製品のローストビーフ(10℃以下で販売可能)を提案した。期間中の2日間で約2,300人の入場を見込む。

展示会開始前の記者会見で中津濵健代表取締役社長(=写真)は、「今回のテーマは、マーケットがどんどん変化する中で、さらにスターゼンはお客様の要望に応える、そして社員も一生懸命、お客さんと走って頑張ることを表した。スターゼンらしく食肉を軸にマーケットに対応し、加工食品群を増やすことができている。もともとスターゼンは、コンシューマー分野は得意ではなく、食肉を加工し卸売をするのが、主たるビジネスモデルだった。しかし、近年はローストビーフ、ローストポークを中心に加工食品群がお客様の支持を得ている。これは国産・輸入の原材料について、きちんとした食肉を持っているからできる対応だ。これは当社が一番の得意とするところだ。食肉から加工商品へ、ある意味で我々のターニングポイントだと思っている」と、展示会への意気込みを話した