4月から算定方式変更、収集データのバラツキ影響緩和へ中央値を算定し公表
日本食肉流通センターは4月から、新たな算定方法で算定した部分肉価格情報を公表する。現在は、4地域別、食肉の種類別、部位別などで、安値、高値、加重平均、取引重量、気配を公表している。同センターは部分肉流通情報検討会を設置し、より客観的で検証可能な代表値に見直した。4月以降は、①収集データのバラツキの影響を緩和するため、部分肉価格の代表値として中央値を算定、その上でデータの分布状況を示す情報(参考値)として、第1四分位値、第3四分位値、刈込平均値(第1四分位と第3四分位の間の平均値)を算定し公表する。また、データ整理の基準日を、受信日ベースから取引日ベースに、これまで非公表だった算定方式を公表する。