東京食肉市場銘柄豚 第36回枝肉共進会、最優秀賞はユキザワ玉川農場でキロ単価6,001円

最優秀賞に輝いたユキザワ玉川農場の出品豚は広瀬商店が落札
東京食肉市場銘柄豚協会(数藤春夫会長)は4~5日、第36回枝肉共進会を東京都港区の東京都中央卸売市場食肉市場で開催した。今回の共進会では指定会員から合計449頭が出品され、5日午前に行われた枝肉審査の結果、最優秀賞には福島・玉川村の(株)ユキザワ玉川農場(東日本養豚協会)の出品豚(極上、枝肉重量76.0kg)が選ばれ、その後のセリ販売ではキロ単価6,001円(税抜き)で(有)広瀬商店が落札した。
最優秀賞に輝いたユキザワ玉川農場の出品豚

優秀賞に輝いた19点の出品豚のうち上位3点には、茨城・茨城町の(有)常陸牧場(東日本養豚協会、極上、74.5kg、単価2,093円、購買者:(株)鈴木商店)、岩手・北上市の(有)ケイアイファウム(岩中ポーク生産グループ、極上、75.5kg、2,000円、伸越商事(株))、千葉・東庄町の(株)林商店((株)林商店肉豚出荷組合、極上、75.0kg、1,931円、伸越商事(株))が選ばれた。

セリ開始にあたって数藤会長は、「皆様に長年ご愛好いただき、36回目の共進会を迎えることが出来た。今回も出荷者、購買者の皆さまのご協力をお願い申し上げる」との呼びかけがあり、セリは最優秀賞で6千円を超えるなど盛り上がりを見せた。

〈畜産日報 2018年10月9日付より〉