“カナダビーフプレミアムBBQイベントin福岡” 消費者100人においしさや魅力を発信/カナダビーフ国際機構
同機構では、日本市場でのマーケティング活動の一環として一般消費者向けのプロモーション活動に注力しており、これまでも年に1回、さまざまな地方でプレミアムBBQを開催してきた。九州エリアでは久々の開催となり、同エリアでカナダビーフを取扱う地元スーパーなどの協力で参加者を募り、家族連れなど先着で100人が招待された。
冒頭で鬼沢裕子シニアマネジャーは「カナダはきれいな空気や水、大自然に育まれた国というイメージがあると思うが、カナダビーフはそういった素晴らしい環境で育った高品質なもの。カナダビーフを食べたことがないという人も多くいると思うので、本日はその魅力を楽しんでいただきたい。台風で延期となってしまったが、9月に申し込んだ方のほとんどがスライドで参加していただいており本当に嬉しく思う。本日はカナダビーフで楽しい1日を過ごしてほしい」とあいさつ。
イベントでは“焼き師”として全国のイベントを駆け回る中村圭一さんが駆けつけ、厚切りステーキの焼き方などをレクチャーした。炎を上げる迫力ある焼き方や、焼き上がった厚切りステーキの豪快さに、参加者たちは歓声を上げ、カメラを構えるなど大いに盛り上がっていた。ストリップロイン、アウトサイドスカート(ハラミ)、タンといった部位が提供され、参加者からは「普段は国産の肉を買うことが多かったが、今回カナダビーフを食べてみてとてもおいしかった」などの感想が聞かれた。
“焼き師”中村圭一さんがステーキの焼き方などをレクチャー
カナダビーフの対日輸出量(1~8月までの累計)は2万1,000tと前年同期比17%増で伸長を続けている。鬼沢マネジャーはこの伸長について、「これまでのセミナーやイベントを通じて、カナダビーフの認知度が向上している結果だと思う。質の良さやトレーサビリティシステムなど、カナダ産としての優位性が業界に認知されてきている」としている。
CBIIでは、10月~2019年3月にかけて全国の量販店向けに「毎日食べたい!カナダビーフ」キャンペーンを実施しており(10月9日付既報)、今後も各地のカナダビーフ取扱い企業らとのタイアップを通じて、地元の消費者向けに料理教室やBBQイベントなどを開いて認知拡大に努め、全国各地でカナダビーフが「購入できる」「食べられる」環境作りを目指していく。
〈畜産日報 2018年10月23日付より〉