ラム皮ポン酢や炙りラムユッケも ラム焼肉専門店で16種類の部位提供/新宿「lamb ne」(らむね)
飲食店のコンサルティングを手掛ける(株)オペレーションファクトリーは4月15日、東京都新宿区にラム焼肉専門店「lamb ne」(らむね)をオープンした。オープンに先立ち13日には関係者を集めた内覧会が開かれた。同店では、「lamb(ラム)のNew(新しい)×Engaging(魅力)」の頭文字を取った店名「lambne」の由来の通り、“焼肉”という新たなスタイルでラムの魅力を発信する。
ラムに特化した同店では、16種類もの部位の中から、来店客が好きな部位を選べるという日本初の焼肉スタイルを提供する。また、全席に無煙ロースターを設置することで、視界を遮るダクトがなく、臭いが付きにくいという居心地の良い空間づくりにもこだわっている。
今回、世界トップクラスの羊肉生産国である豪州の大手食肉会社の日本法人「テンダープラスジャパン」とパートナーシップを結んだことで16種類もの部位売りを実現した。これにより、生後3カ月未満の乳飲み羊「ベビーラム」や1頭から300g程度しか取れない「外ももはばき」といった希少部位の提供も可能となった。メニューはタン元や骨付きカルビ、ロース、フィレといった焼肉だけでなく、「ラムカワポン酢」や「やわらか炙りラム肉のユッケ」など、ラムを使ったさまざまな料理を楽しめる。
また、オペレーションファクトリーの鈴木裕介ディレクターは無煙ロースター設置について、「『食事=コミュニケーションの場』という考えから、その妨げとなる煙やにおいを取り除くことで、しっかりとコミュニケーションが取れる空間にこだわっている。服に臭いが付きにくいので、接待や商談、デートなど、さまざまな場面で利用していただきたい」とこだわりを語った。
「lamb ne」(らむね)店舗内観
〈「lamb ne」(らむね)店舗概要〉
▽所在地=東京都新宿区新宿3-28-15TRN新宿ビル4階
▽営業時間=月~金:午後5時~午前0時、土日祝:午前11時30分~午後3時30分/午後5時~午前0時
▽席数=46席(すべて禁煙・すべて無煙ロースター使用)。
〈畜産日報 2019年4月16日付〉