ECサイト「お肉マルシェ.tokyo」開設、常陸牛など“芝浦ブランド”肉を全国へ/東京食肉市場協会

ECサイト「お肉マルシェ.tokyo」開設/東京食肉市場協会
(一社)東京食肉市場協会(小川一夫会長)は2月1日から、ECサイト「お肉マルシェ.tokyo」を開設している。3月31日までの期間限定の運営。

お肉マルシェ.tokyoでは、「“東京食肉市場・芝浦の信頼”=『芝浦ブランド』」と訴求して芝浦ブランドを紹介するほか、販売コーナーでは関連企業が扱うこだわりの食肉を紹介している。

「お肉マルシェ.tokyo」は、新型コロナウイルス感染症の影響で食肉需要が低迷するなか、新規顧客の獲得、販路拡大を目指して、東京食肉市場協会が東京都の「中央卸売市場活性化支援事業」の補助を受けて実施するもの。2カ月間の期間限定だが、「芝浦ブランド」のECサイトとしては初の取組みで、全国の消費者にアピールする機会となる。

送料は無料(登録無料、入会金・会費もなし)で、予定数量に達し次第販売終了となるが、同協会によると、現在、複数の卸売企業と交渉しており、販売のラインアップが増える可能性があるという。

とくに、同協会が毎年10月に主催する秋の恒例イベント「東京食肉市場まつり」では、毎年各産地から推奨銘柄牛を選定して大々的にアピールしていることもあり、「今年は『常陸牛』を推奨銘柄に位置付けている。新型コロナの影響が続くなか、市場まつりの期間中だけでなく、実際に芝浦に足を運ぶことができなくても、こうしたECサイトを利用することで『常陸牛』やその他芝浦ブランドの食肉を楽しんでもらえる機会になれば」と話している。

◆「お肉マルシェ.tokyo」公式サイト