フリーデン「やまと豚」がITIで「ダイヤモンド味覚賞」受賞、国産豚肉では日本初

フリーデン「やまと豚」がITI「ダイヤモンド味覚賞」受賞
養豚大手のフリーデン(本社:神奈川県平塚市、森延孝社長)は6月7日、同社の生産するブランド豚「やまと豚」がITI(国際味覚審査機構)の2021年度審査会で優秀味覚賞「三ツ星」を7年連続で受賞、国産豚肉として日本初の「ダイヤモンド味覚賞」を獲得したと発表した。

同時出品した「骨付ハム」も5年連続で「三ツ星」を受賞した。「ダイヤモンド賞」は10年間に7回「三ツ星」を獲得した食品が受賞できる栄誉ある賞で、同社は「ダイヤモンド味覚賞」に輝いたことで、食の専門家による「おいしさ」の裏付けが安定的に得られていると喜びのコメントを出している。

「ダイヤモンド味覚賞」

「ダイヤモンド味覚賞」

フリーデンは、今年春にベルギーで開催されたITI(国際味覚審査機構)2021年度審査会に自社農場で生産した「やまと豚」をエントリー。世界の一流シェフやソムリエのなかから厳選された審査グループによる目隠し方式官能分析の結果、2015年度から7年度連続で「SuperiorTaste Award 」(優秀味覚賞)の「三ツ星」を受賞した。そして今回、10年間に「三ツ星」を7回獲得した結果、国産豚肉としては初の「ダイヤモンド味覚賞」の栄誉にも輝いた。
 
フリーデンによると、「すべての自社肥育農場におけるJGAP認証の取得や、DNA技術の活用による父子判定システムの確立で安全・安心の確保が可能になったことに加え、『やまと豚』が7年連続で『三ツ星』を受賞し、栄誉ある『ダイヤモンド味覚賞』にも輝いたことで、食の専門家によるおいしさの裏付けが安定的に得られている」とコメント。
 
また、「やまと豚骨付ハム」が5年連続「三ツ星」を受賞したことで、「フリーデンの加工品製造技術が極めて高く評価されている証しと捉え、より一層の品質向上に努めたい」と述べた。
 
〈畜産日報2021年6月8日付〉