イオン、トップバリュ「オーストラリア産オーガニックラム」発売、ロースステーキ用・焼肉用など全5品
関東の「イオン」「イオンスタイル」、関東・近畿の「ダイエー」など、6都府県56店舗で順次発売する。イオンでは、トップバリュ(以下、TV)グリーンアイシリーズからは、「グリーンアイナチュラル タスマニアビーフ」「グリーンアイナチュラル ナチュラルポーク」「グリーンアイナチュラル 純輝鶏」といった抗生物質不使用による独自の安全管理で育てたこだわりの畜肉商品を展開してきたが、今回、健康志向や環境配慮への高まりに対応して新たに開発したTVグリーンアイ初のオーガニックミートとなる。
イオン トップバリュ「オーストラリア産オーガニックラム」イメージ画像
有機JAS認証を取得した豪州の指定農場で放牧し、自然の牧草だけでのびのびと育てた生後1年未満のラムを、同じく有機認証を取得したイオンのプロセスセンターで商品化した。
また、直輸入による独自のサプライチェーンを構築することで、コスト低減を図り、希少なオーガニックラムを買い求め易い価格で提供することができたという。現地の生産者と直接取引することで、さまざまな部位の買付けが可能となった。
家庭でステーキから煮込み料理など多彩なメニューを楽しむことができるよう、販売する商品は、
〈1〉骨付きロースステーキ用(598円、以下100g当たりの税抜き本体価格)
〈2〉ももステーキ用(498円)
〈3〉かたロースステーキ用(498円)
〈4〉かた切りおとし焼肉用(298円)
〈5〉もも厚切り焼肉用(298円)
――の5品を投入。
「ラムステーキ」や「ラムシチュー」「羊肉シャシュリク風串焼き」などのレシピもブランドサイトで紹介している。イオンリテールによると、近年、ヘルシーなイメージが強いラム肉の販売は全国規模で増加しており、これまでも各店舗でラムを品揃えしてきたという。今回のオーガニックラムを投入する56店舗を皮切りに、順次この新ブランドにシフトさせる方針で、取り扱いを拡大し、ほかの店舗でも導入を進めるなど全国店舗での展開を目指していく。
◆イオン「トップバリュレシピ」サイト
「羊肉シャシュリク風串焼き」レシピイメージ(「オーストラリア産オーガニックラム」使用例)/イオン
〈畜産日報2021年9月29日付〉