USMEF「ポークトーバー」POP-UPレストランにスペシャルメニュー、GOOD MORNING CAFE品川「ポークスペシャルボード」人気に

「GOOD MORNING CAFE 品川シーズンテラス」アメリカンポークスペシャルボード
米国食肉輸出連合会(USMEF)は10月1日からアメリカン・ポークの新たなキャンペーン「ポークトーバー」を実施している。現在、東京都内で期間限定のPOP-UPレストラン3店舗をはじめ、キャンペーン参加店舗ではポークトーバーのスペシャルメニューが提供されている。

今回は新型コロナ禍のさまざまな制限で外食業界での展開やSNSキャンペーンが中心となるが、USMEFでは、「10月はポークトーバー」を合言葉にアメリカン・ポークを丸ごと楽しむ期間として定着を目指し、2年目からは量販店向けの提案や肉フェスなどのイベントへの参加も行っていく方針だ。

POP-UPレストランのひとつ「GOOD MORNING CAFE 品川シーズンテラス」(東京都港区)では、キャンペーン期間中、
〈1〉アメリカンポークスペシャルボード
〈2〉プルドポークカスタムバーガー
〈3〉アメリカ産豚肩ロース肉の香味野菜&ビール煮込み
〈4〉アメリカ産豚バラ肉のポルケッタ サルサヴェルデソース
――のスペシャルメニューを提供している。テーブルには、これらのメニュー表やオリジナルコースター、ランチョンマット、楊枝旗などの販促資材でフェアを印象付けるとともに、タペストリーや窓ガラスシール、ガーランドによる店内装飾でお祭り感を演出しており、店外からもフェアを実施していることが一目で分かった。

スペシャルメニューを開発した同店の中山千尋シェフは、「これまでカナダ産を使っていたことがあったが、アメリカン・ポークは、脂の臭みがなく、サッパリしていて食べ応えがあるため、その特徴を生かしたメニューを開発した。とくに週末にはファミリー層のお客も多いため、子どもが楽しめるよう、辛味を使わないように工夫した」という。

「GOOD MORNING CAFE 品川シーズンテラス」中山シェフ

「GOOD MORNING CAFE 品川シーズンテラス」中山シェフ

 
とくにアメリカン・ポークのさまざまな部位のグリルを盛り合わせた「アメリカンポークスペシャルボード」は、塩とコショウで肉本来の味わいを楽しむことができるおススメのメニューという。お客自身が自由に具材をサンドする「プルドポークカスタムバーガー」はファミリー層に、「アメリカ産豚肩ロース肉の香味野菜&ビール煮込み」「同豚バラ肉のポルケッタ サルサヴェルデソース」はディナータイムに人気という。
 
「これまでお酒に合うメニューといえばピザメニューが中心だったが、『肩ロース肉のビール煮込み』などの煮込みメニューもおススメ」(中山シェフ)という。また、これらスペシャルメニューをオーダーしたお客には、「ごちポくん」オリジナルノートやスマートフォン防滴ポーチ、ストラップなどのグッズをプレゼントしている。
 
今回の「ポークトーバー」について中山シェフは、「ポークとオクトーバーを組み合わせた、ハロウィンの時期とも絡められる楽しそうなイベントと感じており、良い取組みだと思う。お店の入り口を見て、何かをやっていると期待して来店されるお客も多い。週末だけなく平日のランチタイムもスペシャルメニューを提供しており、非常に反応は良い」とし、今後についても「ポークのグリルボードもなかなか置いている店舗はないため、今後もメニューとして検討していきたい。今回、初めて提供したプルドポークや、ポークだけのコースメニューも考えたい」としている。
 
〈畜産日報2021年10月19日付〉