信州ハム、2022年の善光寺御開帳・諏訪大社御柱祭にちなんだ「つるしベーコン」「腸詰サラミ」お土産商品発売、長野県内観光スポットや道の駅などで

信州ハム「御開帳つるしベーコン(400g)」「御柱祭つるしベーコン」「御開帳腸詰サラミ」「御柱祭腸詰サラミ」
信州ハムはこのほど、2022年信州のお土産商品として、「善光寺御開帳つるしベーコン」(2種)、「善光寺御開帳腸詰サラミ」「諏訪大社御柱祭つるしベーコン」「諏訪大社御柱祭腸詰サラミ」の発売を開始した。

長野市にある善光寺では、数え年で7年に一度、秘仏であるご本尊の御身代わり「前立本尊」を本堂に迎えて「善光寺前立本尊御開帳」を行う。今回は、2022年4月3日から6月29日の88日間行われる。

また、諏訪大社の御柱祭は、正式には「式年造営御柱大祭」といい、宝殿の造り替えと、社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年ほどの樅の巨木を曳建てる、諏訪大社の最大の神事。7年ごとに行われ、今回は上社が、2022年4月2日から山出しが始まり、宝殿遷座祭が6月15日、下社は山出しが4月8日から、宝殿遷座祭が5月13日となっている。

本来、御開帳と御柱祭が同じ年に開催されることはないが、ことし開催される予定の御開帳が、新型コロナの影響で2022年に延期されたことで、2つの一大イベントが同一年に行われることになった。商品は、

〈1〉善光寺御開帳つるしベーコン(280g・400g)、冷蔵
〈2〉善光寺御開帳腸詰サラミ60g、常温
〈3〉諏訪大社御柱祭つるしベーコン、400g、冷蔵
〈4〉諏訪大社御柱祭腸詰サラミ、60g、常温

各商品ともオープン価格。同社では、商品の販売について「数年に一度の信州の行事にあたって、記念商品を作り、多くのお客様を信州に呼びたい。長引くコロナ過からの回復を待ち望む関連業界の力になりたい」との思いがあったことを挙げている。変異株など、不安要因はあるものの、感染者数がこのまま落ち着けば、来年の旅行、行楽のお土産商品として期待される。

同社営業推進部の小林稔課長は、「長野県は観光王国だが、新型コロナの影響を大きく受けた。この機会に、信州らしいお土産品で観光を応援したい。冷蔵のつるしベーコンとともに、常温の腸詰サラミを用意し、直売所、県内の観光スポット、サービスエリア、道の駅などで販売していく」と話している。

〈畜産日報2021年12月2日付〉