11月の豚肉等輸入量4.8万t、第3四半期の発動はほぼ回避へ-告示数量

財務省が12月26日付官報で告示した豚肉・牛肉の輸入数量によると、2014年4~11月の豚肉等の輸入量は前年比20.8%増の53万5,273tとなった。11月単月では12.9%減の4万7,954tと、10月の大量輸入の反動で大幅に減少した。この結果、第3四半期のトリガー水準63万1,546tに対し、残り数量は9万6,273tとなり、12月単月でこれを超すことは考えづらく、心配されていた第3四半期のsG発動は回避されたと見られる。

牛肉は、チルドが4~11月累計で前年比5.6%増の15万4,064t、11月単月で7.8%増の1万7,534t、フローズンは累計で7.5%減の21万7,954t、11月単月では27.5%減の2万2,916tとなった。