15年3月加工仕向肉量2.5%減3.5万t、輸入豚肉3%増、シーズンド21%減
日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した2015年3月の加工仕向肉量調査報告によると、仕向肉量は2.5%減の3万4,973tとなった。同月のハムソー生産量が0.8%減少する中で、シーズンドが20.5%減少、仕向肉量も減少した。
仕向肉量のうち輸入豚肉は2.9%増の2万4,422tと、これで4カ月連続で増加した。国産豚肉は相場高から18.6%減の5,688tとなった。国産鶏肉は5.6%減の3,413tとなった。
仕向肉量とは別枠のシーズンドポークは20.5%減の7,749tと、8カ月連続の減少となった。代替関係にある輸入豚肉の増加とともに、3月はハムソー生産量の中でもソーセージ類が3.4%減と減少幅が大きく、これもシーズンドの大幅減につながっている。