15年4月ハムソー生産1.1%増4.6万t、ベーコン12.7%増と好調
日本ハム・ソーセージ工業協同組合(日本食肉協議会委託事業)が発表した2015年4月の食肉加工品生産量によると、ハム・ソーセージ類の生産量は1.1%増の4万6,134tとなった。ウインナーがわずかに減少も、フランク、ベーコンが好調で全体では前年を上回った。
品目別に詳細を見ると、ハム類では、ロースハムは0.1%増、ハム類合計ではラックスの減少で3.6%減となった。ロースハムは微増だが、これで5カ月連続の増加。ソーセージ類は、ウインナーが0.2%減、フランクフルトは6.2%増、ボロニアは16.3%減、ソーセージ類全体では0.7%減となった。
ベーコン類は、ベーコンが12.7%増加、ショルダーが11.8%減少したものの、全体でも10.7%増となった。プレスハムは8.1%増と好調が続く。
その他では、ハンバーグ類は18.3%増と増加傾向をたどる。その一方で、やき豚は6.0%減となった。
1~4月累計では、ハム類は0.6%減、ソーセージ類2.0%減、ベーコン類4.6%増、プレス6.0%増、合計で0.2%減の16万3,926tと、ソーセージ類の減少の影響が大きい。