【輸入豚肉、国産凍結豚肉仲間相場】輸入Cは入船遅れもありエアー対応も
輸入フローズンは、6月輸入も4.2万t前後と見込まれ、在庫が大きく減ることはない。ただ、加工向けのロイン、ベリーが多いものの、この分は消化が進むため「在庫が極端に重い」という状況ではない。なお、外食向けは、ショートプレートが下げたことで、牛肉の代替需要は期待ほどではなかった。輸入チルドは、コスト高の米国6月生産玉の手当てを絞り需給がタイトなところで、オークランド港の問題が起こり、連休に向けて一部エアーで運ばざるを得ない場面も。関東で2~3日遅れの入船だが、大阪では1週間遅れとなっているため、関東で荷を降ろし、大阪へ陸送する動きも見られる。コスト安の7月玉が入ってくるのをぎりぎりまで待つユーザーも多く、対応に苦慮。国産は、フレッシュの相場が高値で在庫がほとんどなくなる中で、国産凍結にも引合い入る。ヒレ、ももなどが強い。その一方、唯一在庫が重いバラは800円中心まで下げている。