輸入在庫3,677t減の17.3万t、輸入出回り6.8万tに増加-6月豚肉需給

農畜産業振興機構が発表した15年6月の豚肉需給によると、国内生産量、輸入品をあわせた供給量は前月比2,116t減の13.5万t、推定出回り量が8,908t増の14.0万tと、出回りが供給を上回り、6月末の推定在庫は5,123t減の18.9万tと、ようやく減少に転じた。

うち国産品在庫は、生産が2,322t増の7.1万t、出回り量は3,758t増の7.2万tとなったことで、在庫は1,446t減の1.5万tとなった。前年比では28%減と大きく下回っている。

輸入品は、輸入量が4,438t減の6.5万tと減少する一方で、出回り数量は5,150t増の6.8万tと多く、在庫は3,677t減の17.3万tとなった。なお、高水準だった前年を4%上回っている。