ハム・ソーメーカー各社の工場では実害がないもよう-関東・東北豪雨の影響
台風18号の影響による記録的な豪雨は、栃木県や茨城県など北関東とさらに宮城県など東北でも被害状況が確認されつつある段階であるが、当該エリアに工場や物流センターなどを展開している本紙関連のハム・ソーメーカーでは11日現在では、建物などへの実害はないもようだ。日本ハムグループは日本ハムファクトリー茨城工場(筑西市)や日本ハム食品関東プラント(茨城県常総市)などを、また伊藤ハムグループは取手工場(茨城県取手市)のほか、伊藤ハムデイリー東北工場(宮城県栗原市)、IHミートソリューション仙台パックセーター(宮城県黒川郡)などを、また丸大食品グループは、関東工場(栃木県下野市)とマルシンフーズ栃木工場(栃木県真岡市)を稼動しているが、いずれも「工場・事業所などへの実害・被害の報告などはない」という。また従業員の安否も確認できているが、家などの被災があった可能性もあり、通勤のための道路事情の問題もあり、工場稼動に際しては、今後多少の影響が出る可能性もあるという。また国道など幹線道路への被害も報告されていることから、今後得意先への物流面での影響が出る可能性はあるという。