8月の豚肉の動検数量は7.6万t、豚肉輸入量は6.1万t前後か
動物検疫所は14日、2015年8月の検疫数量速報を公表したが、豚肉は7万6,146t(対前年比7.3%減)となった。前年同月が8.2万tだったことで、前年比では大きく減少した。また、前月比では1万1,115t減少した。
ここから8月の豚肉輸入量を推計すると、6万1,000t前後と見込まれる。うちチルドは2.5万t前後、フローズンは3.6万t前後とみられる。
豚肉の輸入量と動物検疫所の豚肉の検疫数量の推移は表の通りで、8月の豚肉調製品の輸入量を最近の傾向から1万5,000t前後とした場合、豚肉の輸入量は6万1,000t前後(前年同月は6万8,951t)と見込まれる。4月以降、7万t前後の輸入が続いていたが(6月のみ6.5万t)、8月は6万t台前半の輸入に落ち着く見通し。
うち、チルドは2万5,000t前後(前年同月2万1,049t)、フローズンは3万6,000t前後(同4万7,902t)と見込まれる。