輸入在庫4,543t減の14.3万t、輸入品出回り7.0万t-11月豚肉需給

農畜産業振興機構が発表した15年11月の豚肉需給によると、国内生産量、輸入品をあわせた供給量は前月比1万1,747t減の14.3万t、推定出回り量が1万2,876t減の14.8万tと、出回りが供給を上回り、11月末の推定在庫は4,656t減の15.9万tと、6カ月連続で減少し16万tを割り込んだ。

うち国産品在庫は、生産が1,506t減の7.7万t、出回り量は690t増の7.8万tと、生産と出回りがほぼ均衡し、国産在庫は113t減の1.6万tとほとんど変動はなかった。ただ前年比では17%減と低水準が続く。

輸入品は、輸入量が1万241t減の6.6万t、出回り量は1万2,186t減の7.0万tと、出回りが輸入量を上回ったことで在庫は4,543t減の14.3万tとなった。