1月まで累計の豚肉等輸入量は62.0万t、年度発動基準まで21.5万t

財務省は2月29日付で、豚肉・牛肉の輸入数量を告示した。それによると、豚肉の4月から1月までの累計輸入量は61万9,647tとなった。1月単月では6万5,049tと前月を5千t近く上回る輸入量となったが、年度の発動基準数量まで残り21万5,340tあり、2~3月でこれを上回ることは考えづらい。

牛肉は、チルド牛肉の輸入量が累計17万5,593t、年度基準数量を11万6,762t下回り、フローズン牛肉では累計24万2,241t、同10万7,706t下回った。また、豪州産牛肉の累計輸入量は、チルドが前月比で7,718t増加し11万716t、年度基準数量に対し残り2万984tとなり、引き続き慎重な輸入が必要になっている。フローズンは前月比8,374t増の14万4,982t、残り数量は5万1,718tとなった。