輸入在庫は微減の15.1万t、輸入品出回り6.4万t-2月豚肉需給

農畜産業振興機構が発表した16年2月の豚肉需給によると、国内生産量、輸入品をあわせた供給量は前月比9,886t減の13.8万t、推定出回り量が4,069t増の13.8万tと、ほぼ拮抗したことで2月末の推定在庫は156t増の16.8万tとなった。

うち国産品在庫は、生産が前月並の7.5万t、出回り量は303t増の7.4万tと、わずかに生産が上回り、国産在庫は299t増の1.7万tと変動はほとんどなかった。なお前年比では25%減少した前年同月を4%下回る水準にとどまる。

輸入品は、輸入量が9,804t減の6.4万t、出回り量は3,765t増の6.4万tと、これも拮抗したことで在庫は143t減の15.1万tとなった。2カ月連続で15万t台を維持した。