輸入在庫は2千t増の15.5万t、輸入品出回り7.4万t-4月豚肉需給
農畜産業振興機構が発表した16年4月の豚肉需給によると、国内生産量、輸入品をあわせた供給量は前月比874t減の15.0万t、推定出回り量が3,860t減の14.6万tと、国産の出回りが不調だったことで4月末推定在庫は4,083t増の17.3万tと17万t台に乗せた。
国産品在庫は、生産が4,997t減の7.4万t、出回り量は8,355t減の7.2万tと、出回りの減少が大きく、国産在庫は2,138t増の1.8万tとなった。なお前年比では前年同期に16%減少した反動もあるが8%増と増加に転じた。
輸入品は、輸入量が4,123t増の7.6万t、出回り量は4,495t増の7.4万tと、輸入が上回ったことで在庫は1,945t増の15.5万tとなった。7万t台の高水準の輸入が続く中で、15万t半ばまで増加した。