イオン全国約1,130店舗で「アメリカンフェア」、アメリカン・ビーフなど販売
イオンは10日から12日の3日間、イオングループ約1,130店舗で、「アメリカンフェア」を開いた。米国大使館が後援、米国食肉輸出連合会UsMEFが協賛した。今回で8回目となる同フェアでは、アメリカン・ビーフをはじめ、アメリカの食材の紹介と、手軽に自宅で楽しめるメニュー提案など、さまざまなアメリカの魅力を提供する。メニュー提案では、「はさんで楽しむ」をコンセプトに、肩ロースステーキや焼いて食べるトマト・ヴィルトーゾを挟んでステーキサンドで楽しむことなどを紹介した。
10日は、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで、イオンリテールのジェリー・ブラック取締役執行役員副社長、アメリカ大使館農産物貿易事務所のレイチェル・ネルソン所長が出席し開催セレモニーが行われた(=写真㊤は左からブラック副社長、ネルソン所長)。ブラック副社長は、「今回のフェアでは、アメリカン・ビーフの肩ロースを豪快に焼いて、トマトとはさんで食べるなど、さまざまな提案を行っている。フェアを楽しんでいただきたい」、ネルソン所長は「BBQの実演、ビーフ・ポークの料理教室など食品関連でも多くのイベントが用意され、フェアを通してアメリカのスタイルを体験してほしい。また当会場ではハンバーガーフェスも開催されている。アメリカ人はハンバーガーが大好きだ。今回のフェアは、ハンバーガーやサンドイッチなど手で食べるように、“はさむ”をコンセプトにしている。消費者の皆さんにもいろいろ試して楽しんでいただきたい」と述べた。
ハンバーガーフェスは、西日本ハンバーガー協会がプロデュースし、全国各地から21店舗がイオンレイクタウンに集まった。バーベキュー教室は、日本バーベキュー協会の下城民夫会長を講師に開催、手軽で美味しいアメリカンバーベキューを紹介した。下城会長は、「日本で行われるのは野外焼肉で、これはもちろん美味しいが、本来、バーベキューは違う。牛肉では1ポンドの大きな肉を焼き、切り分けて皆で食べる。アメリカでは7月4日が独立記念日だが、別名BBQデーとも言われる。それだけバーベキューが大好きということ」と、かたまり肉を焼くバーベキューを紹介した(=写真㊥)。
イオン店頭では、肩ロースハネシタ(肩ロースの内側でロースの柔らかさとカルビの旨みを持った部位)を100g本体価格348円、肩ロースステーキ用を同248円など、特設売場を設けて販売した。