伊勢丹新宿店「アイルランド産牧草牛を味わい尽くす!」フェア開催、精肉コーナーや各レストランで特別メニューを提供/アイルランド政府食糧庁ボード・ビア
アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)は伊勢丹新宿店で「アイルランド産牧草牛を味わい尽くす!」フェアを開催している。
“アイリッシュ グラスフェッドビーフ”の認知拡大を目指し、同店本館7階のレストランフロアと各階喫茶13店、本館地下1階のキッチンステージで、それぞれのシェフが考案した特別メニューを提供するほか、精肉コーナーとオンラインストアで精肉の販売を行う。
伊勢丹新宿店フレッシュマーケット・キッチンステージバイヤーの川合卓也氏は「10年前は霜降り牛が人気だったが、最近は牛の育ち方、飼料などを気にする人が増えており、牧草牛需要が増加している。伊勢丹には世界一のものを世界から集めてくるというバイヤーの使命があり、最高峰の牧草牛“アイリッシュ グラスフェッドビーフ”を届けたいとの思いからフェア実現となった」とコメントを寄せている。
ボード・ビアのジョー・ムーアジャパンマネージャーは「日本を代表する高級デパートの伊勢丹新宿店でフェアを開催できることを嬉しく思う。日本の消費者は製品の品質に厳しく、トレーサビリティやサステナビリティに対する関心も高まっている。“アイリッシュグラスフェッドビーフ”は伝統を重じた家族経営農場で、牧草を主とした飼料で育てている。農場から、目の前のお皿に並ぶまで、完全にその経路を追跡できるプレミアムな食材となっている」と述べている。
フェアでは地下1階の精肉売り場で、国産仔牛専門店小島で骨付きステーキ用Tボーンを限定量販売(5kg限り)する。赤身肉でありながらしっとりと柔らかいサーロインと、ヒレが向かいあう形で切り出され、2種類の部位を同時に味わえる。販売期間は9月20日まで、100g当たり2,700円(以下税込)。オンラインストアでは、ストリップロイン(サーロイン)ステーキ用を販売する。25点限定で、150g×2枚で6,480円(送料別)。
レストランフロアイートパラダイスでは、各店舗で20日までの期間限定でアイリッシュグラスフェッドビーフを使用したメニューを提供する。各店舗の提供メニューは次の通り。
▽AGIO「Tボーンの炭火焼き季節の野菜添え」(1万6,500円、1日2食限定)、「フィレ肉のフリカッセモリーユとジロールのクリームソース」(6,600円)▽正月屋吉兆「旨焚き」(2,200円、1日10食限定)▽おらがそば信州、「牛ヒレのステーキ丼セット」(3,680円)▽グリーンイタリアントルチャ「テンダーロインのグリルトリュフとマデラーのソース」(4,510円)▽西櫻亭、「テンダーロインステーキ」(2,970円)▽ラ・ターブル・エディアール、「アイリッシュグラスフェッドビーフのロースト赤ワインソース」(6,600円)▽銀座アスター「カットステーキ翡翠ソース」(2,970円)▽南国酒家「フィレ肉と旬野菜の柚子胡椒炒め」(2,750円)▽韓食古家「石焼ビビンパ」(単品4,450円)▽イセタンダイニング「リブロースのタリアータ有機野菜添え」(4,800円)。
地下2階のHATAKE cafe では、「フィレ肉DON~芳醇なトリュフバターを添えて~」(2,980円)、6階のラッテチャノママでは「リブロースのステーキベイクドベジタブルと一緒に」(2,750円)、パーキングビルに出店するトラットリアターボロディフィオーリでは「バルドスターナマルサラソース」(4,320円)を提供する。
そのほか、地下1階のキッチンステージでは14日からは、10月6日までアロマフレスカの原田慎次シェフ考案のスペシャルコースメニューが提供される。
〈畜産日報2022年9月9日付〉