「羊フェスタ2022」東京・中野区で開催、飲食ブースにジンギスカンや羊の和食など、世界各地の羊肉団体も参加
羊齧協会(ひつじかじりきょうかい、菊池一弘代表)は11月5日、6日の両日、東京都中野区の中野セントラルパークで「羊フェスタ2022 in なかのアンテナストリート」を開催する。
消費者主導による羊肉の文化祭として、コロナ前の2019年には約3万人が来場した同イベント。昨年は感染防止のため、以前のような食フェス形式から縮小して模擬店(飲食7店、物販3店)の出展となったが、2022年は3年ぶりに通常開催となる。
国産羊肉をはじめ豪州、米国、ニュージーランド、ウエールズ、アイスランドなどの各国羊肉団体のブースが出店。人気羊肉の外食店が出店する飲食ブースでは、和食系など幅広いジャンルから参加し、グローバルフードの羊肉の魅力を伝える。店舗紹介ブースやメタバース企画、豪華賞品が当たる抽選会も実施する。
料理関係では、おなじみのLAMBASSADOR(ラムバサダー:ラムチョップ、ジンギスカンのジンくん、ジンギスカングランプリなど複数展開)をはじめ、アンズコフーズ、アイスランドラム協会、北海道士別市、味坊、ビストロPRIME LAMB× ラム焼肉専門店lambne のスペシャルコラボショップなどが出展する。物販・PR関係では、米国食肉輸出連合会(USMEF)がアメリカンラムの紹介やラム肉が当たる抽選会、試食イベントの募集告知を行う。
このほか、ラムバサダーブースでは、羊肉の仕入れからメニュー開発などプロの悩みに答える「羊なんでも相談ブース」が設置される。羊フェスタの開催に当たって、菊池代表は「同フェスタは、羊肉ブームをけん引する日本最大のお祭り。ことしは3年ぶりにして過去最大の規模での開催となり、コロナで負けなかった羊肉の現状を表す力強いイベントになりそう」とコメントしている。
開催日時は、11月5日が午前11時から午後5時まで、6日が午前10時から午後4時まで。入場無料、雨天決行。
〈畜産日報2022年10月27日付〉