北海道日本ハムファイターズ2023シーズン開幕スペシャルパーティ開催、チームスローガンは「新時代～FANS ARE OUR TREASURE～」

日本ハムは3月3日、札幌市内で「北海道日本ハムファイターズ2023シーズン開幕スペシャルパーティ」を開催した。

新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」で迎える開幕戦を3月30日に控え、取引先関係者などが多数参加して会場は大いに盛り上がった。今年のチームスローガンに「新時代～FANS ARE OUR TREASURE～」を掲げ、2016年以来のリーグ優勝、日本一を目指す。

新庄剛志監督、選手、コーチが登壇した後、畑佳秀日本ハム代表取締役社長(北海道日本ハムファイターズ取締役オーナー)が、「2023年はファイターズ球団設立50年目、北海道日本ハムファイターズとして20年目のシーズンを迎える。今年のチームスローガンは、節目の年に新時代を迎え、ファンと一緒に船出をしたいという意気込みを表している。今シーズンも激しい戦いとなることが予想されるが、優勝のためには選手個々が力を高めることに加えて、チーム力を強化することが必要。一般企業や組織においても、カリスマ的なリーダーの力だけでは発展を遂げることはできない。個人の力を高め、力を引き出し、結集して組織力を高めることが必要。この節目の年にファンに夢と感動を与えてほしい」とあいさつした。

続いて、4月1日付で代表取締役社長に就任する井川伸久代表取締役副社長(3月17日付で球団オーナー職に就任予定)が、「新しい年に新しい球場が完成し、(チームスローガンに)『新時代』ということで、“新”が3つ重なっている。新しい球場でファンに満足していただくため、我々が一生懸命にバックアップして、チームの勝利につなげていきたい。そして、チームにはリーグ優勝と日本一を勝ち取ってもらいたい。みなさんの声援が優勝につながると確信している。新しい球場に来て、チームを盛り上げていただきたい」と日本一への思いを語った。

来賓では鈴木直道北海道知事らが祝辞を述べた。鈴木知事は、「選手たちの登場シーンを間近で見て、精悍な表情に今シーズンの活躍を確信した。新たな球場の開業で北海道の観光需要の拡大、北海道経済に大きな効果を生むことを期待している。ファンの熱い応援と素晴らしい球場の開業を追い風にチーム一丸となって、リーグ優勝、日本一を勝ち取っていただきたい」とエールを送った。

新庄監督は、今年のキャンプについて、「活躍していない選手がほとんどいないくらいうれしい内容のキャンプだった」と、充実した中身だったと振り返った。そのうえで、優勝するために必要な事を聞かれ、「フロント、裏方、選手、コーチの全てが必ず勝つために1つになることが1番優勝に近くなる」とチーム一丸となって優勝を目指すことを強調した。

〈畜産日報2023年3月7日付〉