全肉連「肉の日」事業を実施、毎月29日に参加店舗が特別販売、「肉の日」キャンペーンで黒毛和牛肩ロースプレゼントも
全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)は、毎月29日を「肉の日」として、全国の食肉小売店やAコープ、外食店などの店舗で数日間、食肉の特別販売を実施する。
消費者に国産食肉の関心を高め、外食だけでなく、家庭での国産牛肉などの需要を喚起するのが目的で、JA全農との連携やほかの食肉流通団体・食肉販売団体などと一体となって取り組んでいく。実施店舗は1,671店舗に上り、各店舗では、店頭掲示用の「のぼり旗」やポスターで地域に広くアピールする。
また、毎月の「肉の日」の特別販売のほかに、8月、11月、2024年2月の計3回にわたって「肉の日」キャンペーンを展開する。キャンペーン期間中、参加店舗(肉の日の事業実施店舗と同様)に備え付けの専用応募ハガキで応募すると、抽選でそれぞれ500人に黒毛和牛の食肉ギフトが進呈されるもの。
第1弾として、8月11日から8月29日まで「8月29日は焼肉の日」キャンペーンを実施し、抽選で黒毛和牛肩ロース焼き肉用(500g・冷凍、以下同)がプレゼントされる。今後も、「11月29日はいい肉の日」キャンペーン(実施期間:11月10日~11月29日、賞品黒毛和牛肩ロースすき焼き用)、「2月9日はお肉の日」キャンペーン(2024年1月19日~2月9日、賞品黒毛和牛肩ロースすき焼き用)を予定している。
全肉連では、「肉の日」事業の実施に先立ち、8月1日に事業推進会議を開き、事業内容などを確認したほか、委員から意見を聴取した。会議で、木村元治専務は「同事業は全肉連だけでなくJA全農とタイアップし、関係団体とも協力して行うことで、個々の食肉専門店だけではできないキャンペーンなどを実施している。専門店の店頭に届く事業として有意義な事業となっている」と説明している。
〈畜産日報2023年8月10日付〉