全肉連、10月21日から競馬場で食育イベント、和牛肉など畜産物を提供し消費喚起
全国食肉事業協同組合連合会(村上幸春会長)は、2023年10月から12月にかけて、「2023年度国産食肉食育啓発推進事業」による競馬場での食育イベントを東京、京都、千葉の3カ所で開催する。コロナ禍で中断していたが、4年ぶりの再開となる。
会場・日時は、東京競馬場(10月21日、22日)、京都競馬場(11月25日、26日)、中山競馬場(12月2日、3日)。イベントでは、「楽しく学ぼう!おいしいお肉が食卓にとどくまで」をテーマに、クイズラリー(1日4回)を実施し、クイズラリー参加者には抽選で黒毛和牛などの豪華商品をプレゼントし、畜産物の消費喚起も図る。
クイズラリーの賞品は、和牛肉の消費喚起を目的に、A賞として1万円相当の黒毛和牛すき焼き用を据え、抽選で1日当たり10人、3会場各2日間で、合計60人に提供する。さらに、1日500人(計3,000人)を対象に、B賞として国産牛肉レトルトカレー(1日150人)、C賞としてのむヨーグルト(1日340人)を提供し、国産畜産物・製品の消費喚起を図る。
クイズラリーには国産食肉情報発信コーナーを設け、「お肉はどうやって食卓にとどくか?」「安全でおいしいお肉を作るための検査の流れ」「おいしくムダなく食べるコツ」「いただきます・ごちそうさまなど食への感謝の言葉の意味」などをテーマにしたパネル掲示や小冊子で学びながらクイズに挑戦できるように工夫している。
このほか、1日3回、親子で楽しく学べるお肉の部位パズルを実施している。制限時間内に部位ピースを牛シルエットに張り付け完成したらノベルティ(壱億円ミニボックスティシュ)を1日300人(計1,800人)に進呈する。
〈畜産日報2023年10月20日付〉