ブラジルの食肉加工会社・JBSがコーポレートロゴを一新、10月16日から適用開始、紺色基調とした配色に
ブラジルの食肉加工会社JBS S.A.(以下、JBS)は10月16日、コーポレートロゴをリニューアルしたことを発表した。
ブランド・カラーは、これまでの赤色の文字をベースとしたデザインから、紺色の文字に一新した。新ロゴは同日(現地時間)以降、順次適用していく。ロゴの変更に伴い、新しいグローバルウェブサイト(jbsglobal.com)も作成した(英語のみ)。
1953年創業のJBSは現在、グローバルなマルチプロテインカンパニーとして、世界20カ国以上で27万人以上の従業員が製品とブランドの品質を保証している。JBSは、今回のコーポレートロゴの変更の目的として、「今後も新たな挑戦、新たな市場の開拓、高品質な製品とサービスを提供し続けることを目標とし、常に未来に向かって前進し続けるダイナミックな企業であるための決意の表れ」とコメントしている。
新デザインでは、JBSの文字を楕円で囲む旧デザインから2つの括弧で囲む形に変更した。この2つの括弧は、同社の活動の全てを支える思いを表すと同時に、生産する製品が世界中の家庭で愛情を持って受け入れられていることを表しているという。ブランド・カラーにはJBSの文字と括弧の始まりに紺色を配色することで、顧客と従業員、すべての株主に向けた自社の文化と価値観、社会的・環境的責任、すべての活動で卓越したリーダーシップを追求することへのコミットメントを表した。
さらに、企業活動を通じて、たんぱく質や地域が変化してくことを、水色に変化してくことで表現している。また、環境的、社会的、経営的、経済的な持続可能性に対するJBSのコミットメントを象徴する若草色につながるデザインとなっている。今回のロゴの適用について、JBSJAPANでは、在庫やシステムの関係上、一定期間、旧ロゴと新ロゴが混在する、と注意を促している。
〈畜産日報2023年10月25日付〉