カナダポーク協賛の「第32回 世界親と子のクッキング大賞」決勝大会、親子2組がカナダポークなど使ったアイデア料理を披露
カナダポークなどが協賛する「第32回 世界親と子のクッキング大賞」の決勝大会が7月21日、大阪市阿倍野区の辻ウェルネスクッキング近鉄あべのハルカス校で開かれた。
当日は、辻ウェルネスクッキングの佐川進校長をはじめ、カナダポーク日本事務所の木村憲氏ディレクター、在名古屋カナダ領事館のデイヴィッド・パデュー領事、コノミヤの芋縄隆史社長、料理研究家の林裕人氏、辻ウェルネスクッキングの辻ヒロミ副校長ら6人が審査員として参加した。
決勝大会には、応募総数約142組の中から書類選考を通過した2組(親と子の2人1組)が出場。今回は、パナソニックIHで作る「我が家の自慢料理」をテーマに、カナダポークやカナダ産水産物(オマール海老・ズワイガニ・甘エビ・赤魚・ムール貝から2品選択)、ケベック産メープルシロップのほか、地元食材を組み合わせたアイデア料理で競い合った。制限時間(60分間)の中で調理が行われ、味に加え、調理の際の親子の連携や調理器具の上手な使い方、カナダポークと他の食材を踏まえた料理の美しさなどが審査された。
松田聖奈さん・茉緒ちゃん(小3)親子のメニューは、カナダポーク肩ロースのかたまり肉を使ったポトフに加え、オマール海老のグリル 野菜添え、甘エビのブリスケッタ、アップルパイを調理。
一方で、渡邉友美さん・快くん(小4)親子は、カナダポークのモモ肉を使ったローストポークや“じいちゃん”の野菜たっぷりシーフードグラタン、オマール海老と人参のピラフ、しそジュース、メープルシロップと紅茶のプリンを調理した。
会場では、オマール海老1匹を丸ごとご飯と一緒に炊飯器に入れて炊く調理法が披露され、審査員たちの興味を引いていた。2組とも制限時間内に親子で協力し合いながら独創性のあるフルコースを完成させた。
試食審査では、審査員から「カナダポークのだしが効いたポトフが非常においしかった」「ローストポークは想像以上に柔らかく、素材の良さが存分に引き出されていた」など評価する声が聞かれた。
なお、決勝大会の様子や審査結果については、8月19日午後12時5分からテレビ大阪「2024年・第32回 世界親と子のクッキング大賞」で放送される。
〈第33回決勝は『大阪・関西万博』会場で〉
カナダポークの木村ディレクターは、「辻ウェルネスクッキングでは、日頃からカナダポークの『品質保証(VCP)プログラム』を通じた安全性やおいしさについて、生徒の皆さんに発信するとともに、関西圏の消費者への認知度向上に貢献いただいている」「カナダポークでは今後も、安心・安全を認知してもらえるよう、“親と子”といった次世代にわたるイベントについて、積極的にサポートしていく」方針だ。
また、同イベント実行委員会チェアマンを務めるツジウェルネスクッキングの辻守社長は「当社では長年にわたり料理を通じてカナダポークの普及促進に取り組んでいる。カナダポークの安心・安全については、トレーサビリティや給餌している飼料など、我われが感じている以上に厳密に管理されている。そういった点で安心して訴求活動を行っている」としたうえで、「次回(第33回)の決勝大会については、来年4~10月に開催される『大阪・関西万博』のカナダパビリオンで行うことを予定している」ことを明かした。
〈畜産日報2024年7月23日付〉