森永乳業がギネス世界記録、100周年企画「最大のデザートデコレーションレッスン」で

大人数で一斉にレッスンを受けながら同じデザートを作るギネス世界記録「最大のデザートデコレーションレッスン」に挑戦し、記録を更新したのは森永乳業。3月28日東京ビッグサイトに応募者を集め、小学生から83歳までが長時間挑戦、これまでの記録1401人(14年、アメリカ)を大きく上回る2095人で世界記録をぬりかえ、歓声が沸き起こった。

同社創業100周年記念プロジェクトとして開催したもの。開会挨拶では宮原道夫社長が、「挑戦者の応募が約1万4000人あった。一緒に世界記録を達成し、大きな思い出を作ろう」と呼びかけ、親子連れら挑戦者2000人超が、コック帽姿でかけ声を合わせ団結、レッスンに臨んだ。

指導シェフは菓子工房オークウッドオーナーシェフの横田秀夫氏で、挑戦するデザートは桜の花びらをテーマにしたケーキ「みんなで咲かそう森の100年桜」。スポンジケーキにバタークリームといちごを挟み、森永の3種のチーズで作ったチーズケーキを乗せ、花びら型のマジパンなどをトッピング、この全工程を4人一組で分担して行い、途中退席NGの厳正な審査の下、長時間挑戦した。

「達成できた瞬間は込み上げるものがあった」「春休みのいい思い出になった」(参加者)。ギネス公式認定員が2095人による世界記録更新を発表すると、会場からは歓声が上がり、チームの人とガッツポーズを決める姿も。ともにレッスンに参加した宮原社長、野口純一副社長、大原賢一取締役らも挑戦者たちの喜ぶ姿に目を細め、周年イベントに手応えを得ていた。

〈食品産業新聞 2018年4月5日付より〉

森永乳業・大原取締役(右)と挑戦者親子

森永乳業・大原取締役(右)と挑戦者親子

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