関東と近畿の生活困窮者へ牛乳1万本を無償提供、フードバンク通じ年末年始に/中央酪農会議

牛乳(イメージ)
全国の酪農家からの拠出金などで組織する中央酪農会議は、年末年始、フードバンクを通じ生活困窮者等に牛乳を無償提供する。新型コロナウイルスに起因する雇用への影響が深刻化し、失業率、求人倍率についても悪化している中で、できる範囲の社会貢献をと、取り組むもの。

牛乳の大消費地の指定団体である関東生乳販連と近畿生乳販連との共催。関東と近畿地方に住む生活困窮者の手元へ牛乳が渡るよう、フードバンクを通じ無償提供する。

協力する乳業会社は森乳業(埼玉県行田市)と、日本酪農協同(大阪市浪速区)で、それぞれ主力商品の森乳業「わたぼく牛乳」(LL牛乳・200ml)5040本(24本×210ケース)、日本酪農協同「毎日牛乳」(LL牛乳・200ml)5040本(24本×210ケース)を提供する。

関東では2020年12月24日にセカンドハーベストジャパンへ納品、近畿は2021年1月5日にふーどばんくOSAKAへ納品し、そこからそれそれ生活困窮者へ配布される。配布日・方法についてはフードバンクが決めることとなる。