サーティワンが「小倉トースト」をアイス化、「フレンチトースト」など“喫茶フレーバーズ”展開
「小倉トースト」といえば、愛知県の喫茶店などで提供され、“名古屋めし”としても知られるメニュー。バターを塗った厚めの食パンにたっぷりの小倉あんをのせたものだ。サーティワンは、この“和”と“洋”を組み合わせたメニュー「小倉トースト」を、今回初めてアイスクリームの新フレーバーに採用した。シングル・レギュラーサイズ参考価格税込390円。販売期間は5月末までを予定しているが、なくなり次第販売終了する。
焼いた食パンの味を忠実に再現した香ばしいトースト風味アイスクリームに、北海道産小豆がごろごろ入ったスタンダードフレーバーの「大納言あずき」を合わせ、少し塩を加えたコクのあるバター風味リボンを入れた。サーティワンアイスクリームによると、「香ばしいトーストの風味と“大納言あずき”のやさしい甘さがマッチした、もうたまらない味わい」だという。
4月のサーティワンは「小倉トースト」だけでなく、喫茶店のスイーツやドリンクのようなフレーバーを、“なんだかちょっと懐かしいニューレトロ気分を味わえる”「喫茶フレーバーズ」として提案する。
サーティワンアイスクリーム「喫茶フレーバーズ」
「喫茶フレーバーズ」のフレーバーは「小倉トースト」のほか、同様に5月末までの期間限定で提供する「フレンチトースト」と、通年商品の「ジャモカコーヒー」「ストロベリーチーズケーキ」。
サーティワンでは2020年末に“おせちの定番”をアイス化した「黒豆きんとんバニラ」を発売し、大きな話題を獲得したことも記憶に新しい。3月末時点でも一部の店舗では「黒豆きんとんバニラ」の取り扱いがあり、桜もち風味のフレーバーに桜の葉を使用した「さくら」と“和”の組み合わせで楽しむ様子のTwitter投稿なども散見できる。
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サーティワンアイスクリーム「黒豆きんとんバニラ」
今回の新フレーバー「小倉トースト」も「黒豆きんとん」同様に、広く知られる“日本ならでは”のメニューにスポットを当てつつ、新鮮な驚きを与えてくれるアイスだ。日本には、喫茶店で習慣として小倉トーストを頼み続けている人や、チューブタイプのつぶあんを使用して自宅で小倉トーストを楽む人など、コアな小倉トーストファンもいる。サーティワンの「小倉トースト」が「気になって仕方ない」という人も多そうだ。