生活クラブが乳児用液体ミルク受注開始、災害時など備蓄需要へ対応/雪印「ビーンスターク液体ミルクすこやかM1」
21都道府県、33の地域生協で組織する生活協同組合「生活クラブ連合会」(本部=東京都新宿区、組合員数約41万人)は、2022年3月28日、生後0カ月から1歳児対象の“乳児用液体ミルク”注文受付を開始する。組合員の要望に応える形で、取り扱い開始するという。
【関連記事】雪印が液体ミルク参入、缶入り「ビーンスターク液体ミルクすこやかM1」
液体ミルクとは、栄養成分を調整した液状のミルクのことで、お湯で溶かすなど調乳が必要な粉ミルクに対し、開封してすぐ飲ませられるのが特徴。2018年に国の認可が下り、2019年に日本市場に登場した。使用する主なシーンは、外出時や夜中の授乳時だが、地震などの災害時の備蓄用としてストックするケースも増えてきている。販売場所は主に赤ちゃん専門店やドラッグストア、食品スーパーなど。生活クラブ以外の生協でも扱っているところがある。
今回、生活クラブ連合会が注文受付を開始するのは、雪印ビーンスタークの液体ミルク「ビーンスターク液体ミルクすこやかM1」。母乳に含まれる赤ちゃんの発育に大切な成分「DHA」「シアル酸」「母乳オリゴ糖(ガラクトシルラクトース)」「カルシウム」「オステオポンチン」などを配合している。哺乳びんに移し替えて使うタイプ。賞味期間は1年。スチール缶入り200mlで、生活クラブ連合会では1本売りは行わず6缶パック(税込1328円)で販売する。