明治12月1日からクリーム、バター値上げ、「明治おいしい生クリーム」4%、「明治北海道バター」2種7%

「明治北海道バター 200g(有塩)」
「明治北海道バター 200g(有塩)」

明治は2023年12月1日出荷分から順次、クリーム、バターの値上げを実施する。

価格改定を行うのは、「明治おいしい生クリーム」200ml、「明治北海道バター(有塩)」200g、「明治北海道バター食塩不使用」200g。改定率は、「明治おいしい生クリーム」4%、「明治北海道バター(有塩)」と「明治北海道バター食塩不使用」は7%。

明治 クリーム、バター値上率
明治 クリーム、バター値上率

明治は、価格改定の背景について、「現在、飼料価格の高騰などにより生乳生産コストは上昇しており、国内生乳生産者の経営は厳しい状況となっている。こうした中、国内生乳生産者の経営状況を改善するとともに、生乳生産基盤を維持し、今後も牛乳・乳製品の安定供給をおこなっていくために、指定生乳生産者団体と2023年12月1日より生乳取引価格を引き上げることで合意した」としている。

加えて、「また、原油価格高騰の影響による物流コストや包装材価格の上昇に加え、エネルギーコストなどの諸経費も高止まりの状態が続いている。これらのコスト上昇を吸収すべくさまざまな対策を講じてきたが、現状の価格による販売の継続が難しい状況となったため、価格改定を実施する」と説明している。

「明治おいしい生クリーム」200ml4%値上げ
「明治おいしい生クリーム」200ml4%値上げ
「明治北海道バター食塩不使用」200g 7%値上げ
「明治北海道バター食塩不使用」200g 7%値上げ
媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=本体価格12,000円+税6ヵ月=本体価格23,000円+税1年=本体価格44,000円+税