森永ココア100周年、ココアのおいしさや情緒価値・健康価値を普及
森永製菓は1919年、国産初の飲用ココアとして 「森永ミルクココア」を発売した。以降、市場のパイオニア、リーディングカンパニーとしてココアの普及に努めてきた。
100周年にあたる2019年は特設Webサイトを開設し、あらためてココアのおいしさや情緒価値、健康価値を伝える施策を実施。雑貨や銘店等との異業種コラボで話題を喚起している。
製品では、機能性表示食品「カカオ90スティック」(12g×5本、397円)を上市。1日あたりの摂取目安量1本(12g)中、機能性関与成分としてカカオフラバノール30mg、カカオリグニン1.5gを含む。消費者庁への届出表示は「本品にはカカオフラバノールとカカオリグニンが含まれます。カカオフラバノールは、血流を改善することで血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。また、運動時の身体の柔軟性や筋力、バランス感覚を維持する機能があります。カカオリグニンは、便通が気になる方のおなかの調子を整える機能があります」。
主力のミルクココアは、今シーズンの発売に際してカカオ感をアップ。同時に香りやコク、甘さのバランスを改良した。300g袋入りのほかスティックタイプの分包製品を取りそろえる。
カカオ70などのハイカカオタイプも展開し、ココアのさまざまな楽しみ方を提案している。